生命保険協会とは、生命保険事業者46社が加盟する社団法人を指します。　

生命保険協会の主な活動内容は次のようなものです。

1. 生命保険に関する理論および実務の調査・研究・諸統計の作成として、生命保険に関する法制度、保険監督制度及び海外保険事情等の調査・研究

2.広報活動として加盟各社の決算発表資料の公開、生命保険懇談会の開催など

3.意見表明として生命保険に対する国民の期待に応え、国民生活における自助努力を支援するために税制改正要望をはじめ生命保険に関する様々な意見を関係各方面に行います。

4.生命保険相談として生命保険協会本部(東京都)に生命保険相談所、全国の地方事務室に相談連絡所(53ヶ所)を設置し契約者をはじめ広く一般消費者からの生命保険に関する相談・照会・苦情に応じます。

5.行動規範や取扱指針等の作成・遵守として生命保険会社及びその役職員が行動規範を遵守し経営者自らがそれを率先垂範する企業倫理の徹底を図ることや、業界における個人情報の保護に向けた取り組みや環境問題への取り組み、告知・保険金支払・契約概要作成などのガイドラインなどを設けています。

6.営業職員・代理店の教育として昭和49年から業界共通の生命保険募集人教育制度を確立し、平成4年の改正により現在、一般・専門・応用・生命保険大学の各課程ならびに変額保険販売員資格試験の体系的な教育制度を実施しています。

7. 生命保険制度の悪用(モラルリスク)への対応として、生命保険の健全な運営を図るため入院給付の詐欺、保険金の不正取得などに対応するため契約内容登録制度・契約内容照会制度・支払査定時照会制度を実施し、かつ警察との連携強化を図るため「生保警察連絡協議会」を設置しています。

8.業界共同ネットワークとして昭和61年より契約者サービスの向上と事業経営の効率化を目的に生命保険共同ネットワークを設け、9.社会貢献活動として子育て家庭支援団体に対する助成活動・外国人私費留学生奨学金制度・介護福祉士養成奨学金制度などを行っています。