いいですねぇ。とても魅力的です。だって、支払う保険料は少しでいいのです。そして受け取る金額は大きいことをこの言葉はうたっているのです。
自分の保険といえば、決して安くはない。でもコマーシャルには30歳男性ならたったこれだけ!とか、具体例まで出しています。
実はこれ、ちゃんとからくりがあるのです。保険をちょっと知っていればすぐわかります。
安い保険料で大きな保障を得られるということは、まず掛け捨てであると思って間違いありません。
そして、注意すべきはその期間です。たいていは10年更新タイプの案内になっています。
30歳から40歳までの10年間の保険料は、同じ保障内容で60歳から70歳までの10年間の保険料より安いことは、すぐわかると思います。病気や死亡のリスクが違います。
そう、10年更新タイプということは、保険料は10年ごとに値上がりするということです。若いときは確かに安いけれど、本当に保険を使う年代になった頃には、お手ごろな保険料が維持されてはいません。保険料は何倍かに膨れ上がっています。更新型の欠点はいつか、保障が終了する時がくるということです。
畳の上で生涯を終えるのは、夢のような話となった今、一生に一度も入院しない人は中々いません。ということは、医療保障をほとんどの人はいつか使うのです。そして、それは収入も年金などで少なくなった、高齢の時の可能性が高いことが予想されます。その時に、肝心の保障が、期間が終了していたら・・・
それは大変と、終身タイプの保障に入りなおすにも保険料も年齢が上がった分高くもなるし、病気にでもなっていたらもう入れないかもしれません。将来のことも考えず、安易に今安いからと保険に加入するのはリスクがつきものです
保険料が安いかどうかも気になりますが、本当に必要な保障金額、保障期間が確保されるかをもっと気にするべきです。
キャッチコピーだけを鵜呑みにせず、細かなところまで注意してください。結果的に安物買いの銭失いになること、本当に多いんです・・・
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