生命保険

  • ブックマークサービスに追加»
  • はてなブックマークに追加
  • Yahoo!ブックマークに追加
  • livedoorクリップへ追加
  • Googleブックマークへ追加
  • niftyクリップへ追加
  • fc2ブックマークへ追加

アカウント型の保険とは

従来の定期付終身保険が問題となり、出てきたのがこのアカウント型です。

このタイプはとても複雑で、一見どんな保険なのかが非常にわかりにくくなっています。

単純に考えると、保険料の1部を「アカウント」とか「ファンド」と呼ばれるものに貯金していきます。保障ではなく貯金です。そして貯金だけでは保障がなく保険として機能しないので定期保険や医療保険を特約として付加します。これがアカウント型の保険です。

この貯金部分は、お金を引き出すことも出来ますし、定期保険や医療保険の増減の際の原資にもなります。一定年齢に達した時に、この原資を終身保険に替えて一生涯の保障を得たり、老後の年金に変更して使うということも可能です。

しかし、このアカウント型も定期付終身保険で問題になった、売り手都合の転換などの防止にはならず、同じ問題を抱えているのです。むしろ、商品が難しくわかりにくくなったことで、その仕組みを理解しきれず言われるままに契約したという人も多くいるのがこの保険です

定期付終身保険も、販売する側は商品知識をきちんと持ってから販売するので、そう複雑ではないのですが、保険を知らない素人からみると、複雑に特約が入り組んでなんとなくいい保険だな~という風に思ってしまいます。それがより複雑化した、アカウント型となると、もうさっぱりお手上げです。

売り手も理解するまで時間がかかるほどの複雑な保障は、脱定期付終身保険のために開発された保険です。複雑ではあるけれど、正しく設計され、契約者が正しく理解して、とことんこの保険を活用できると、とてもいい保険となるでしょう。

しかし、それは定期付終身保険にも言える事です。問題なのは、その保険商品なのではなく、あくまでも売り方や売り手の意識なのです。アカウント型はその内容が複雑化した分、契約者が理解するのには難しく、売り手の意のままになってしまう危険性もはらんでいるような気がしてなりません。

スポンサード リンク
[↑]ページの先頭へ

運営者・お問い合わせ  プライバシーポリシー
Copyright(c) All Rights Reserved.