定期保険の中でも10年など、短い期間のものを更新型といい、保険期間が終わると保険料を再計算してさらに10年間という風に、保険会社の定めた年齢まで続けることが出来ます。
例えば10年間の定期保険を30歳で契約したとします。10年後の40歳になれば、保険期間は終了でその後保険にまた入りたければ、新しく40歳からの10年間の定期保険を、新しく契約しなくてはなりません。
しかし、長い人生途中で病気してしまい、保険に入れなくなるなんてことも、ありえるわけです。そこで、定期保険の契約期間を満了した後、また新契約を結ぶのではなく、健康状態を問わずに無条件で40歳からの10年間の保険料に計算をしなおして、保険料の変更だけで契約を継続することを、「更新」といいます。
更新は自動更新とも呼ばれ、解約を申し出ない限り続いていきます。一定期間ごとに保険料だけが値上がりしていくため、契約時に安く感じますが、全期型に比べて保険料総額は割高になります。売りやすい保険というのは、ここに理由があるのです。
更新型が保険期間が短いのに対して、全期型は保険期間が長い契約です。例えば、30歳から保障は現役の時代は必要だと考え60歳の定年まで確保したいという場合に、30歳から60歳までの30年間の定期保険を契約することが出来ます。
こちらは、更新型と比較して、途中で保険料の値上がりがないのが特徴です。早期に解約した場合は、解約払戻金が発生します。だんだんと保険金額が増えていく逓増型や、だんだんと保険金額が減っていく低減型もこの全期型に入ります。
定期保険を終身保険などのベースにプラスする掛け捨ての保障と考えた場合、子どもが生まれて家族構成が変わったり、マイホーム購入などでライフスタイルが変わったりといった、人生の節目で見直す場合に一番先に手をつける部分だと思います。
契約期間中でももちろん、保険金額を減らすこともできますし、健康上に問題さえなければ、増やすことも可能です。
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