確定年金と終身年金があります。確定年金とは一定期間に年金を受け取るもので、5年確定年金、10年確定年金などがあります。終身年金とは一生涯年金を受け取り続ける商品です。
もちろん、終身年金のほうが保険料は高くなりますし、確定年金でも受け取り期間の長い10年確定年金のほうが5年確定年金より保険料は高くなります。
年金も入りたいけど、他に保険も入っているし、あんまり払えないし・・・そんなお客様は多いものです。そこで営業は終身年金なんて出してきません。聞かれない限り説明もほとんどしない人も少なくありません。5年、10年の確定年金を差し出してきます。
月々の保険料を低くしても、年金支払い時期が短ければ、見栄えがいいからです。
ちゃんと期間を確認してくださいね。くれぐれも、年金年額の見栄えにまどわされないように・・・
実は、この確定年金。つなぎ年金として売られていたものです。
会社を60歳で退職し、公的年金を受け取る65歳までの5年間の資金に当てるためのものが5年確定年金でした。10年確定年金も一般的で、それぞれのニーズに合わせてお勧めします。
しかし、公的年金だけでは暮らせないと不安が大きくなった今、つなぎ年金という概念も無くなりつつあるのかもしれません。
しかし、確定年金は支払い期間が決まっているために、終身年金に比べて同じ保険料でも年金年額が大きくなり、見栄えがいいのです。
見栄えがいいと生保レディはたまに口にします。そう、金額が大きく見える。よい保険内容に見える設計書を指します。
つなぎ年金としてではなく、ただ漠然と見栄えのいい確定年金を勧められたとしたら、それは契約する前によく考えたほうがいいかもしれません。
終身年金にも、種類はいろいろあります。生存している限り支払われるのが、終身年金の一番安心なところだと思います。ただし、死亡してしまうと支払いはされなくなるので、生存しても死亡しても支払われる、保障期間を設定された終身年金だとより安心ですね。
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