生命保険

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医療保険、本当に必要?

医療保険のパンフレットをみると、入院するとこれだけかかります!という例がよく出ています。びっくりするほどたくさんお金がかかるように書いてありますが、実はこれにもからくりがあります。

日本の健康保険制度では、一ヶ月に一定額以上の医療費がかかった場合、収入に応じてその金額は変わってきますが、後から返金されるのです。概ね8万円ぐらいと考えて間違いありません。それ以上かかった場合は自己負担する必要はないのです。

また最近ではあらかじめ手続きをすると、病院の会計で高額医療費の部分は支払わなくてもよい方法も取れるようになりました。自由診療でない限り健康保険適用の治療では何十万も医療費がかかることはありません

しかし、食事代、差額ベッド代、雑費、家族の交通費などを考慮する必要はありますし、入院中は収入面の心配もしなくてはいけません。サラリーマンであれば、傷病手当などもありますが、自営業ではありませんね。家族構成、預貯金で医療費に回せるものがあるかどうか、職業などにより、医療保険の必要性は変わってくるのです。

医療保険をよく研究していくと、意外な結論に達することがあります。ある程度年齢を重ねた方で、預貯金がある場合、わざわざ医療保険に入ることも無いのではないかという考え方です。

医療保険に入りたいと思う年代は、20~30代の若い年代と、60歳以降のこれから入院の可能性が大きくなるのにも関わらず、今まで入っていた保険の医療特約が切れてしまった人たちです。

後者の場合、一日10000円の60日型の医療保障に入るのに、保険料が10000円ぐらいかかります。年間12万円。5年間で60万円です。もちろん終身タイプであれば、ずっと払い続けるので、これ以上の保険料総額になりますね。しかし、1入院60日では、手術代は別として入院給付金だけ考えると60万円が限度です。

そして、この年代だと60万円ほどの医療費をまかなうぐらいの貯蓄はある場合が多いのです。わざわざ保険に入るよりも、貯蓄の一部を医療費としてプールしておく方法もあるということを、案外見落としがちです。私はその分お金のかかる、がんなどの保障に保険料を回したほうが、合理的だと思うのですが、いかがでしょうか。

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