無料で証券診断をしています！というセールストークを耳にするようになりました。

これは、あなたの証券を見せてね。それをひっくり返したいから。という意味です。

保険に詳しい人に自分の入っている内容を確認してもらうのは、よい方法です。その際に注意してほしいことは、すぐに自社商品に乗り換えましょうという強引なセールスをしてくるかどうかを見極めてください。

保険を販売する時にはあたりまえですが、他社の誹謗中傷はしてはいけないことになっています。高額の保障に入っている人に、年をとったらお葬式代ぐらいで十分ですよね。とその人の生活状況も確認せずに、今は生きるための保険です！と医療保険をガンガン営業かけてくるというのは、最近よく目にしますね。

証券診断を受けて、見直そうと思い、今契約している保険会社に連絡すると、慌てた営業担当が転換の設計書を持って駆けつけてくる。そこでまた、違う角度から色々話を聞いてしまい、混乱してもういいや！だから保険は難しいんだ！と放り出してしまう人もいます。

そのように、保険の営業に踊らされないためにも、目的をしっかり持つことです。

その人が死亡したときに、誰かお金に困る人はいるのか。入院したとき、介護状態になった時に、どのぐらいの費用がかかるのか。老後資金はどこからどうやって調達しようと考えるのか。そういったことをまず考え、整理してから保険の見直しに手をつけてください。
その上で今の保障をキチンと見直し、足したり引いたりすればよいのです。

バブルの頃に入った保険には、今後まず出てこないだろうお宝保険が数多く存在しています。解約がとても不利になる場合がほとんどです。

丸ごと解約しなくても、余分な特約を取ったり、不足している保障を足したりすることも可能なのです。とにかく、営業を見極める目を養うことです。現在は保険ショップが数多く存在します。プロですから人当たりもいいですし、上手に話してくれますが、本当に自分の目的にあっているかを冷静に考えてみてください。

話を一方的にしてくるのではなく、お客様の話を上手に聞いてくれる営業の中に、信頼できる営業は存在していると私は考えています。