これも、魅力的な文句です。安い保険料で大きな安心!ではなく、値上がりもなく一生保障してくれると、この短い言葉の中で説明してくれています。
でも、裏を返せば解約しないかぎり一生払い続けなくてはならないということでもあります。80歳をすぎても保険料を払い続けられますか?現役で働いている時はなんでもなかった保険料も、年金生活になってからでは厳しくなるかもしれません。
同じ保険でも実は支払い方はいろいろな方法があるのです。
60歳や65歳までで保険を払い込み終えてしまうタイプにすれば、一生払い続けるよりも、月の保険料は高いかもしれませんが、老後の負担は確実になくなります。そしてどちらを選択しても保障内容は変わりません。
そして、保険料総額も大きく変わってきます。平均寿命まで生きたと仮定すると、比較してみれば一目瞭然。早く払い終えたほうがずっと払い続けるよりも安いのです。
これは、買い物をしてローンを組むときに、短期間で払うのと長期間のローンを組むのと総額が違ってくるのと同じです。
また、同じ保険なのに払い込み期間が違うだけで、解約した時に解約払戻金がある場合とない場合が出てきます。
早いうちに払い込みをするということは、それだけ保険会社はその保険料を運用することが出来るわけです。そして単純に考えても保険料を先払いしているわけですから、短期の払い込みであればあるほど、解約払戻金は発生します。それに比べて、一生払い続けるタイプは、先払いしたり、運用したりする保険料はないわけですから、もし解約をした場合には、解約返戻金は発生しません。
ただし、人の命はいつまでなのかなんて誰にもわかりません。その人の寿命がもしも短かったら確かに、一生払い続けるタイプの方が安かったかもしれませんが、これは結果論です。入りたい保障にはどんな支払い方があるのか。これも良く検討する必要があるということです。
同じ保険でも、払い方は何種類もあるのです。それによって、保険料総額が大きく違ってくることが多いのです。保険の契約取りたさに、払い方の種類をあまりいわない営業が実はとってもたくさんいます。親切なようで、親切ではないのです。
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