引き受けとは、生命保険会社が契約の申込に対して支払いリスクなどの要件から契約の締結が可能であると判断した契約を指します。
健康状態の告知書、医師の診査を受けた際の診断書の内容、業務の危険度、趣味などによって判断され、告知書や医師の診査の質問項目に「はい」の該当項目がない場合やあってもその内容の危険度が低いものであると判断され、業務の危険度が特に制限を要するものでなくかつ危険を伴う趣味がない場合は無条件で保険会社が引き受けることになります。
質問項目に「はい」の該当項目がありその内容が無条件で引き受けるにはリスクがあるときや、業務の危険度が制限を要するものであるとき或いは趣味の内容が危険を伴うものであるときなどは条件付引き受けになり、契約内容につけられる条件には無条件で引き受ける場合と比較すれば割高になる「特別保険料徴収(保険料割増)」、無条件の場合は契約に基づく保険金や給付金が支払われますが、一定の期間(最長で5年)が経過するまでは一定の割合で減額される「保険金・給付金削減支払」、契約から一定の期間若しくは永年(契約が消滅するまで)身体の特定の部位を保障の対象から除外する「特定部位不担保」があり、それらを単独で或いは複数を併用し引き受けの条件とします。
なお条件付引き受けでは通常の申込書と別に特別条件の承諾書への署名・捺印が必要となります。「はい」の該当項目がありその内容が保険契約を引き受けるにはリスクが高すぎると判断された場合やボディーペイント(刺青やタトゥー)があるとき(引き受け可とする保険会社もあります)、業務が相当な危険度を伴うものであるとき、趣味の内容が危険度の高いものであるときなどでは謝絶(引き受け不可)とされ、過去の病歴が謝絶の理由となった場合将来に亘って契約の申込ができなくなる可能性が非常に高くなります。
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