生命保険

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設計書(せっけいしょ)

設計書とは、広い意味では建設工事や機械或いはシステムなどの構築に必要な書面を指します。 

保険に限定して言えば契約を予定している人に対して、契約者・被保険者・保険金受取人を仮定しその条件で保険商品を選択した場合の万一の保障額や保障内容或いは将来の変動などを見積って提示するもので一般的に生命保険設計書と呼ばれています。

近年はインターネットの普及で保険会社のホームページなどから必要な数値を入力して依頼すれば専門のスタッフがモデルプランを作成し郵送するサービスを行っている保険会社も増えているようです。

なお契約のための取り決めについては約款に書かれており設計書は「毎月これだけの保険料でこんな保障が受けられますよ」という単なる見積りに過ぎません。しかも見積りが提示されたからといって全ての人がその見積り通りの保険料と保障が約束されるわけではなく、保険会社が負うリスクがなく無条件に引き受けることのできる見積りのみが提示されるため、既往症などの問題を抱えた人がいざ契約しようとしても保険料が割増になったり、給付金や保険金が減額されたりする条件が付くこともよくあります。

また、契約至上主義であるセールスレディや保険代理店或いは金融機関窓口などでは契約しようとする人が踏み込んだ質問をしない限り受取れない条件や事項の説明、つまり契約者が将来不利益を被るかも知れないことに対しての積極的な説明は殆ど行われることはないと言っても過言ではありません。設計書を持参して保険契約をすすめるならその商品についてのメリット・デメリットも説明すべきであり、約款も同時に持参し検討を促すべきでしょう。

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