がん保険とは、がんで入院・手術をしたときに入院給付金や手術給付金が受け取れる保険を指します。
保障の対象を「がん」に特定しているため一般的な医療保険と比較すれば保険料は安く設定されており、入院給付金については1万円以上のものが一般的でその支払日数が無制限となっています。
多くのがん保険では「がん」と診断されたときに診断給付金を受け取ることができ、保険治療では受けることの出来ない医療のために使うことも可能です。この診断給付金は保険期間中1回のみとされる商品と再発に備えて前回の診断給付金受け取りから一定期間が経過すれば複数回に亘って受け取ることのできる商品もあります。
また診断給付金の対象となる「がん」が悪性新生物である場合と上皮内新生物である場合で給付金額が異なる商品、上皮内新生物を対象としない商品、どちらであっても同額の給付金を支払う商品、また医師により「がん」と診断確定され入院しなくても支払われる商品、診断確定され入院しなければ支払われない商品、或いは給付金を受け取ることのできる時期が「がん」の診断確定時・入院開始時・治療開始時など商品によって様々に設定されています。
通常がん保険で保障されているもう一つはがん手術給付金で、手術の種類によって入院給付金日額の10倍・20倍・40倍などとされています。「がん」で死亡したとき受け取ることができるがん死亡保険金は入院日額の100倍などに設定されている商品が多く、「がん」以外で死亡したときに受け取ることができる死亡保険金もありますが入院日額の10倍程度で少額となります。
その他「がん」で所定の期間入院し退院したときにがん通院給付金やがん退院(在宅療養)給付金を受け取ることのできる商品もあります。多くの保険会社が様々な商品を売り出しているがん保険ですが、加入要件・保険料・保障の内容・保険期間などをじっくり比較検討し無駄のない有利な保険を選べるだけの確かな知識を持ちたいものです。
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