元本割れとは、通常当初の購入価格や投資金額より受取額が下回ることを指します。
学資保険、養老保険、個人年金保険などまとまった満期金や終身保険の解約返戻金などまとまった金額が貯まる貯蓄型の保険で、払い込んだ保険料より受け取ることのできる金額が下回る場合に元本割れとされます。
貯蓄型保険の多くは変額型を除いて固定金利型になっているため予定利率が高い時に契約した場合は保険期間を通じてその利率が適用されるため非常に有利であるとされています。
数十年間に亘って一定の金利を約束する金融商品はこれらの保険商品以外には殆どなく、その上に一定の保障も約束されています。また現在のように低金利の時代でも定額年金であれば契約時に定めた年金を必ず受け取ることができ元本割れのリスクはありません。養老保険や学資保険では満期まで継続しても元本割れすることがあり、いずれの保険も途中解約するなら元本割れを覚悟した方がいいでしょう。
これらを主契約とする保険に特約をつけると更に元本割れのリスクは大きくなります。しかも主契約が消滅した時点で特約も消滅しますので医療保障などは特約で付加するのではなく、終身型の主契約として別に加入する方がいいかもしれません。なお、変額年金や個人変額年金などは元本割れリスクの一番大きな投資型の保険といえます。
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