生命保険

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変額個人年金保険(へんがくこじんねんきんほけん)

変額個人年金保険とは、株式や債権を中心に資産運用を行いその運用実績によって年金や解約返戻金などが増減する個人年金保険のことです。 

いわゆる個人年金保険と称される定額個人年金保険は契約時に定めた年金額が確定しているのと異なり運用実績によっては年金額が保険料の支払総額を下回ってしまうこともあります。

変額個人年金保険は投資タイプの保険であり投資のリスクは契約者が負うということに対する説明が、ただ商品を販売したいという販売側の意向で十分なされずこの商品に対する不信感が高まり、最近では年金原資や年金受取総額に最低保証のある商品を販売する保険会社が増えてきています。

最低保障があるとはいえ投資タイプであることに変わりはなくコツコツと積み立てていれば必ず相応の額を受け取ることができる保険に長い間馴染んできたわが国の国民性から見れば受け入れにくいタイプの保険かもしれません。

アメリカでは証券として位置づけられている商品ですが日本では保険に分類され証券取引法の適用がされていません。しかし加入してから一定期間内に解約する場合は元本や資産残高に対して解約控除という手数料がかかり、一般的な保険とは似て非なる商品であることが一目瞭然です。

年金の受取期間は5年や10年と一定期間で定められている確定年金、生存している限り受け取れる終身年金、夫婦のいずれかが生存している限り受け取れる夫婦年金、また所定の要介護状態になったときに年金額が増える介護年金を選ぶことのできる商品もあります。

年金支払開始日以前に死亡したときは一般的に積立残高か元本のいずれか大きいほうの金額が支払われ、この場合のみ元本の保証がされていることになります。元本保証に拘り資産を他の金融商品で運用している場合は相続問題などで現金化することが困難になり資産の多い場合は相続税の対象にもなります。変額個人年金は死亡保障も兼ねていることから指定された受取人が死亡給付金(死亡保険金)の請求をしさえすれば相続の問題が起きることもなくスムーズに支払いが行われます。

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