生命保険

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支払査定時照会制度(しはらいさていじしょうかいせいど)

支払査定時照会制度とは、保険金等の請求に際し他の生命保険会社等に契約内容等を社団法人生命保険協会を通じて照会する制度を指します。 

社団法人生命保険協会、社団法人生命保険協会加盟の各生命保険会社、全国共済農業協同組合連合会、全国労働者共済生活協同組合連合会および日本コープ共済生活協同組合連合会が支払い判断又は保険契約・共済契約の解除若しくは無効の判断の参考とすることを目的として、各生命保険会社等の保有する保険契約等に関する情報を共同して利用します。

保険金・年金・給付金・共済金の請求が行われた場合やこれらに係る保険事故が発生したと判断される場合、社団法人生命保険協会を通じて他の生命保険会社等に対し保険契約等に関する相互照会事項の全部又は一部について照会し、照会に対しては情報を提供する相互照会が行われます。

相互照会される情報は()被保険者・被共済者の氏名・生年月日・性別・市・区・群までの住所、(2)保険・共済事故発生日・死亡日・入院日・退院日・照会を受けた日から5年以内の対象となる保険・共済事故、(3)保険・共済種類・契約日・復活日・消滅日・保険・共済契約者の氏名及び被保険者・被共済者との続柄・死亡保険金・死亡共済金等受取人の氏名及び被保険者・被共済者との続柄・死亡保険・死亡共済金額・給付金日額・各特約内容・保険料・共済掛金及び払込方法に限定されていますが、その他正確な情報の把握のために契約及び申込の状態に関して相互に照会することがあるとされています。ただし、請求事由となった傷病名その他情報が相互照会されることはありません。

また契約消滅後5年を経過した契約も除外されます。契約内容登録制度・契約内容照会制度は死亡保険金等の不正取得のための多重契約など契約時のモラルリスク排除を目的としたものですが、これらの情報は契約時のものであるため支払査定時には有効な情報とならず、支払査定時照会制度で他社の支払い歴等を知ることによって支払査定時のモラルリスク排除が可能になります。

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